「S&P500に毎月積み立てたら、将来いくらになるの?」
「毎月1万円や3万円を積み立てたら、どのくらい増える可能性がある?」
新NISAでS&P500への投資を考えていると、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
S&P500は、アメリカを代表する企業約500社で構成される株価指数です。
新NISAの投資先としても人気がありますが、投資である以上、将来の利益が保証されているわけではありません。
この記事では、毎月の積立額ごとに簡単なシミュレーションを行い、長期投資でどのような金額になる可能性があるのかを紹介します。
S&P500への積立投資とは?
S&P500への積立投資とは、S&P500への連動を目指す投資信託などを毎月一定額ずつ購入していく方法です。
例えば、毎月3万円を積み立てる場合、相場が上がっているときも下がっているときも、基本的に決めた金額を継続して購入します。
このように購入するタイミングを分散することで、価格が高いときだけにまとめて購入してしまうリスクを抑えやすくなります。
毎月1万円を積み立てた場合
毎月1万円を積み立てると、
1年間 → 12万円
10年間 → 120万円
20年間 → 240万円
30年間 → 360万円
となります。
これは運用による利益を含まない、単純な積立元本です。
実際の資産額は、S&P500の価格がどのように推移するかによって変わります。
毎月3万円を積み立てた場合
毎月3万円を積み立てると、
1年間 → 36万円
10年間 → 360万円
20年間 → 720万円
30年間 → 1,080万円
となります。
毎月3万円でも、長期間続けることで積立元本は大きくなります。
さらに運用による利益が加われば、資産額が元本を上回る可能性があります。
ただし、反対に相場が下落すれば、元本を下回る可能性もあります。
毎月5万円を積み立てた場合
毎月5万円を積み立てると、
1年間 → 60万円
10年間 → 600万円
20年間 → 1,200万円
30年間 → 1,800万円
となります。
毎月5万円の場合、30年間で積立元本は1,800万円になります。
ただし、新NISAには非課税保有限度額があるため、実際にNISA口座だけで運用する場合は制度上の上限も確認する必要があります。
運用利回りを仮定するとどうなる?
ここからは、運用による利益を含めたシミュレーションを考えてみます。
例えば、毎月3万円を20年間積み立て、年率5%で運用できたと仮定します。
この場合、積立元本は720万円です。
複利運用を前提とした単純な試算では、最終的な資産額は約1,233万円になります。
つまり、元本720万円に対して、運用による増加分が約513万円という計算です。
ただし、これは「年率5%で毎年安定して運用できた」と仮定した場合の試算です。
実際のS&P500は毎年一定の利回りになるわけではありません。
毎月3万円を20年間積み立てた場合の比較
毎月3万円を20年間積み立てるケースを、いくつかの想定利回りで比較してみます。
年率0%の場合
→ 約720万円
年率3%の場合
→ 約985万円
年率5%の場合
→ 約1,233万円
年率7%の場合
→ 約1,563万円
この数字は、毎月末に3万円を積み立て、一定の年率で複利運用できたと仮定した概算です。
実際の投資では、毎年の値動きが異なるため、結果も大きく変わる可能性があります。
複利とは?
複利とは、投資によって得られた利益をさらに運用することで、利益が利益を生む効果のことです。
例えば、投資によって得られた利益をそのまま運用に回すことで、時間が経つほど資産の増加が大きくなる可能性があります。
そのため、長期投資では「時間」が重要なポイントになります。
ただし、複利によって必ず資産が増えるわけではありません。
投資先の価格が下落すれば、資産額も減少する可能性があります。
S&P500への積立は元本保証ではない
S&P500への投資で注意したいのが、元本保証ではないということです。
株式市場が大きく下落した場合、投資している資産も大きく減少する可能性があります。
例えば、短期間で20%や30%以上下落するケースも考えられます。
そのため、生活費や数年以内に使う予定のお金まで投資するのは避け、余裕資金で長期的に続けることが重要です。
新NISAなら利益が非課税になる
新NISAでは、一定の条件のもとで投資によって得られた利益が非課税になります。
通常の投資では利益に税金がかかりますが、NISA口座では非課税で運用できることが大きなメリットです。
ただし、NISAだから損失がなくなるわけではありません。
投資した商品の価格が下落すれば、資産額も減少します。
制度のメリットと投資そのもののリスクは、分けて考えることが大切です。
毎月いくら積み立てるのがいい?
積立額に正解はありません。
毎月1万円でも3万円でも5万円でも、自分の家計に合った金額を選ぶことが大切です。
特に初心者の場合は、
「無理なく毎月続けられるか」
を基準に考えるとよいでしょう。
収入が増えた場合には積立額を増やし、家計が厳しくなった場合には減らすなど、生活状況に合わせて調整することもできます。
S&P500への積立で大切なこと
S&P500への積立投資を考える場合、短期間の値動きだけで判断しないことが重要です。
株価が上昇する時期もあれば、大きく下落する時期もあります。
下落したときに慌てて売却してしまうと、その後の回復局面に参加できない可能性もあります。
投資を始める前に、自分がどの程度の値下がりまで耐えられるのかを考えておきましょう。
まとめ
S&P500への積立投資は、新NISAを利用した長期的な資産形成の選択肢の一つです。
毎月3万円を積み立てる場合、元本だけでも、
10年間 → 360万円
20年間 → 720万円
30年間 → 1,080万円
になります。
さらに運用による利益が加わる可能性がありますが、反対に相場の下落によって元本を下回る可能性もあります。
今回紹介したシミュレーションは、一定の利回りを仮定した試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
大切なのは、無理のない金額で長期的に続けることです。
新NISAを利用する場合も、生活費や近いうちに使う予定のお金とは分けて、余裕資金で投資を行うようにしましょう。
S&P500の基本について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
※この記事のシミュレーションは一定の利回りを仮定した概算であり、将来の投資成果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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