新NISAは、長期的な資産形成を考える人にとって便利な制度です。
一方で、始め方や投資方法を間違えると、「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうこともあります。
この記事では、新NISAを始めたばかりの初心者がやってしまいがちな失敗を7つ紹介します。
新NISAでやってはいけない失敗7選
1.生活費まで投資してしまう
最も避けたいのが、生活に必要なお金まで投資してしまうことです。
投資に使ったお金は、必要なときに必ず増えているとは限りません。
株式市場が下落しているタイミングでお金が必要になれば、損失が出ている状態で売却する可能性もあります。
家賃や住宅ローン、食費、教育費など、近いうちに使う予定のお金は投資資金と分けて考えましょう。
2.短期間で大きく儲けようとする
「新NISAならすぐにお金が増える」と考えるのも危険です。
株式投資は短期間で大きく値上がりすることもありますが、反対に大きく値下がりすることもあります。
新NISAは投資の利益が必ず出る制度ではありません。
基本的には、長期的な資産形成を目的として考えることが大切です。
3.値下がりしたら慌てて売る
投資を始めると、購入した商品が値下がりすることがあります。
そこで「損をしたくない」と慌てて売却してしまうと、その後に市場が回復した場合、その回復の恩恵を受けられなくなる可能性があります。
もちろん、投資を続けることが正解とは限りません。
自分の生活状況や投資目的が変わった場合は、投資方針を見直すことも大切です。
重要なのは、投資を始める前に「どの程度の値下がりなら耐えられるか」を考えておくことです。
4.人気だけで投資先を決める
SNSやインターネットでは、特定の投資信託や指数が話題になることがあります。
しかし、「みんなが買っているから」という理由だけで投資先を決めるのはおすすめできません。
例えばS&P500はアメリカの代表的な企業に投資する指数で、オルカンは世界中の株式に幅広く投資する商品です。
それぞれ特徴が違います。
投資する前に、どの地域に投資する商品なのか、どのような値動きが考えられるのかを確認しましょう。
5.手数料を確認しない
投資信託を購入するときは、手数料などのコストも確認しましょう。
同じような投資対象の商品でも、コストが異なる場合があります。
長期間運用する場合、コストの違いが運用結果に影響する可能性があります。
購入前には、目論見書などで信託報酬やその他の費用を確認することが大切です。
6.積立額を無理に増やしてしまう
「できるだけ早く資産を増やしたい」と考えて、無理に積立額を増やすのも注意が必要です。
例えば、毎月1万円なら問題なく続けられるのに、毎月5万円にしたことで生活が苦しくなってしまうケースがあります。
投資では、長く続けることが重要です。
まずは無理なく続けられる金額から始め、家計に余裕ができたら増額する方法もあります。
7.投資の勉強をせずに始める
新NISAは便利な制度ですが、投資そのもののリスクがなくなるわけではありません。
最低限、
・株式とは何か
・投資信託とは何か
・価格が変動すること
・元本割れの可能性
・手数料などのコスト
について理解してから始めることをおすすめします。
すべてを完璧に勉強する必要はありません。
まずは基本的な仕組みを理解するだけでも、投資判断をするときの助けになります。
新NISAで失敗しないために大切なこと
新NISAで失敗しないためには、「無理をしないこと」が非常に重要です。
投資金額だけでなく、投資期間や値下がりへの耐性も考えて、自分に合った方法を選びましょう。
また、投資先を決めるときは、過去の成績だけではなく、商品の特徴やコストなども確認しましょう。
少額から始めるのも選択肢
「投資するお金が少ないから意味がない」と考える必要はありません。
例えば毎月1万円でも、長期間積み立てれば元本は大きくなります。
大切なのは、自分の生活を圧迫しない金額で継続することです。
毎月1万円の積立について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
S&P500とオルカン、どちらを選ぶ?
新NISAで投資先を考えるとき、S&P500とオルカンを比較する人も多いでしょう。
S&P500はアメリカの主要企業を対象とした指数です。
一方、オルカンは世界中の株式に分散投資するタイプの商品です。
どちらにもメリットとリスクがあります。
自分がどの地域に投資したいのか、どの程度のリスクを取れるのかを考えて選ぶことが大切です。
まとめ
新NISAで初心者が注意したい失敗は、
・生活費まで投資する
・短期間で大きく儲けようとする
・値下がりして慌てて売る
・人気だけで投資先を決める
・手数料を確認しない
・積立額を無理に増やす
・投資の勉強をせずに始める
の7つです。
新NISAは、投資による利益が必ず得られる制度ではありません。
投資には元本割れの可能性があります。
だからこそ、無理のない金額で長期的な資産形成を考え、自分が納得できる投資先を選ぶことが大切です。
まずは少額から始めて、投資に慣れていく方法もあります。
毎月1万円の積立について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
S&P500とオルカンの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
※この記事は新NISAや投資についての一般的な情報を紹介するもので、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。将来の運用成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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