「オルカンに毎月積み立てたら、将来いくらになるの?」
「毎月1万円や3万円を積み立てると、どのくらいの資産になる可能性がある?」
新NISAでオルカンへの投資を考えていると、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
オルカンは、世界中の株式に幅広く投資できるインデックスファンドです。
新NISAの投資先としても人気がありますが、投資である以上、将来の利益が保証されているわけではありません。
この記事では、毎月の積立額ごとの元本と、一定の利回りを仮定したシミュレーションを紹介します。
オルカンへの積立投資とは?
オルカンとは、「オール・カントリー」の略称として使われている言葉です。
代表的な商品に「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」があります。
このような投資信託は、日本、アメリカ、ヨーロッパ、新興国など、世界中の株式に幅広く投資します。
毎月一定額を積み立てることで、購入するタイミングを分散しながら長期的な資産形成を目指すことができます。
毎月1万円を積み立てた場合
毎月1万円を積み立てると、
1年間 → 12万円
10年間 → 120万円
20年間 → 240万円
30年間 → 360万円
となります。
これは運用による利益を含まない、単純な積立元本です。
実際の資産額は、オルカンの価格がどのように推移するかによって変わります。
毎月3万円を積み立てた場合
毎月3万円を積み立てると、
1年間 → 36万円
10年間 → 360万円
20年間 → 720万円
30年間 → 1,080万円
となります。
毎月3万円でも、長期間続けることで積立元本は大きくなります。
さらに運用による利益が加われば、資産額が元本を上回る可能性があります。
ただし、相場が下落すれば、元本を下回る可能性もあります。
毎月5万円を積み立てた場合
毎月5万円を積み立てると、
1年間 → 60万円
10年間 → 600万円
20年間 → 1,200万円
30年間 → 1,800万円
となります。
毎月5万円の場合、30年間で積立元本は1,800万円になります。
ただし、新NISAには非課税保有限度額があるため、NISA口座だけで運用する場合は制度上の上限も確認する必要があります。
運用利回りを仮定するとどうなる?
ここからは、運用による利益を含めたシミュレーションを考えてみます。
例えば、毎月3万円を20年間積み立て、年率5%で運用できたと仮定します。
この場合、積立元本は720万円です。
複利運用を前提とした単純な試算では、最終的な資産額は約1,233万円になります。
元本720万円に対して、運用による増加分が約513万円という計算です。
ただし、これは「年率5%で毎年安定して運用できた」と仮定した場合の試算です。
実際のオルカンは毎年一定の利回りになるわけではありません。
毎月3万円を20年間積み立てた場合の比較
毎月3万円を20年間積み立てるケースを、いくつかの想定利回りで比較してみます。
年率0%の場合
→ 約720万円
年率3%の場合
→ 約985万円
年率5%の場合
→ 約1,233万円
年率7%の場合
→ 約1,563万円
この数字は、毎月末に3万円を積み立て、一定の年率で複利運用できたと仮定した概算です。
実際の投資では、毎年の値動きが異なるため、結果も大きく変わる可能性があります。
オルカンは世界中に分散投資できる
オルカンの大きな特徴は、世界中の株式に分散投資できることです。
特定の国だけではなく、複数の国や地域に投資することで、特定の国の景気や市場だけに集中するリスクを抑えやすくなります。
ただし、「世界中に投資しているから価格が下がらない」という意味ではありません。
世界的な景気悪化や株式市場全体の下落が起きれば、オルカンも値下がりする可能性があります。
オルカンも元本保証ではない
オルカンは預金ではなく、株式に投資する投資信託です。
そのため、投資した金額を下回る可能性があります。
特に短期間では、大きな値動きが発生することもあります。
「将来使う予定のお金」や「生活費」まで投資するのではなく、余裕資金を使って長期的に続けることが大切です。
新NISAでオルカンに積み立てるメリット
新NISAでは、一定の条件のもとで投資による利益が非課税になります。
通常の投資では利益に税金がかかりますが、NISA口座では非課税で運用できることが大きなメリットです。
ただし、NISAだから損失がなくなるわけではありません。
オルカンの価格が下落すれば、NISA口座でも資産額は減少します。
制度上のメリットと投資そのもののリスクは、分けて考える必要があります。
オルカンへの積立はいくらから始める?
積立額に正解はありません。
毎月1万円でも3万円でも5万円でも、自分の家計に合った金額を選ぶことが大切です。
特に初心者の場合は、
「無理なく毎月続けられるか」
を基準に考えるとよいでしょう。
最初は少額から始めて、収入や家計の状況に合わせて積立額を変更する方法もあります。
長期投資では値下がりも想定しておこう
オルカンへの積立投資を始めるなら、値下がりする可能性も最初から想定しておきましょう。
相場が下落すると、
「投資をやめたほうがいいのでは?」
と不安になるかもしれません。
しかし、短期間の値動きだけで投資判断をするのではなく、自分が決めた投資方針を定期的に確認することが大切です。
もちろん、生活環境や資産状況が変わった場合には、積立額や投資方針を見直すことも必要です。
オルカンとS&P500はどっちがいい?
オルカンとS&P500は、どちらも人気のある投資先ですが、投資する範囲が違います。
オルカン
→ 世界中の株式に幅広く投資
S&P500
→ アメリカの代表的な企業に集中して投資
世界全体に分散したい人はオルカン。
アメリカ企業の成長に期待して投資したい人はS&P500。
このように、それぞれの特徴を理解して比較することが大切です。
どちらが必ず優れているというわけではありません。
まとめ
オルカンへの積立投資は、新NISAを利用した長期的な資産形成の選択肢の一つです。
毎月3万円を積み立てる場合、元本だけでも、
10年間 → 360万円
20年間 → 720万円
30年間 → 1,080万円
になります。
さらに運用による利益が加わる可能性がありますが、反対に相場の下落によって元本を下回る可能性もあります。
今回紹介したシミュレーションは、一定の利回りを仮定した試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
大切なのは、無理のない金額で長期的に続けることです。
新NISAを利用する場合も、生活費や近いうちに使う予定のお金とは分けて、余裕資金で投資を行うようにしましょう。
※この記事のシミュレーションは一定の利回りを仮定した概算であり、将来の投資成果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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